趣味の園芸 やさいの時間選 あかね・太陽のベジ・ガーデン「ダイコン」
2021年12月23日放送 NHK総合-
ダイコンの冬の栽培方法についての紹介でしたね。
寒い冬の時期にダイコンを栽培するためには、マルチや不織布、トンネルを利用して保温する必要があります。
ダイコンは寒さに弱く、凍ってしまうこともあるため、これらの方法で地温を上げ、生育を助けます。
また、土の酸度も重要であり、適正なpH値は6.0〜6.5です。
もしpH値が6.0より低い場合は、苦土石灰を散布して酸度を調整します。
さらに、完熟牛ふん堆肥や化成肥料を土に混ぜることで、ダイコンの成長を促します。
種まきの際には、畝を立てて周りの土を盛り上げ、平らにならします。
種まき穴は30cm間隔でつくります。
種の選び方にも注意が必要で、遅くとう立ちする晩抽性の品種を選ぶことがポイントです。
さらに、12月から2月に種まきできる品種を選ぶことも大切です。
種をまいた後は、穴あけ器を使って穴をつけ、種をまきます。
穴を掘る深さは1cm程度です。
最終的に生育の良い1株を選びます。
そして、種まき後には籾殻を土の上に敷き、不織布をかけて保温します。
不織布は乾燥や雑草の防止にも役立ちます。
さらに、曲がる支柱を使ってトンネルの骨組みを作り、半透明の穴のない保温シートをかけます。
このシートは直射光を和らげ、急激な温度上昇を防いでくれます。
両端を結び、留め具で固定し、裾も土で埋めることで風でシートが飛ばされないようにします。
これらの工程を行うことで、ダイコンの栽培の準備が整います。
寒い冬の間でも、適切な保温や酸度調整などを行うことで、ダイコンを美味しく育てることができますね。
#ダイコン
